ビーツ(beet)

 

奇跡の野菜 ビーツ

ビーツといえばロシア料理ボルシチに使用されているのでみなさまご存かと思います。地中海沿岸が原産とされ、アカザ科フダンソウ属の根菜です。天然甘味料の原料となるてんさいの仲間でショ糖を含むため、甘味があります。古代ローマ時代の美食家マルクス・ガビウス・アピキウスが残した「アピキウスの料理本」では便秘に効く5種類のスープのうち3つのスープの材料にビーツが含まれています。鮮烈な赤色はベタシアニンと呼ばれるポリフェノールの一種で植物性色素です。

豊富な栄養素

ビーツには豊富なビタミンB3の他、カリウム、ナトリウムなどのミネラル類、葉酸など多彩な栄養素が含まれています。古代よりアピキウスが便秘に効くとしていたのは天然のオリゴ糖や食物繊維が豊富である為、腸内環境を整えてくれる作用があります。またカリウムは体内の不要なナトリウムを排出してくれるのでむくみ防止にも役立ちます。ビーツの赤い色素ベタシアニン抗酸化作用があるのでヘルスエイジングの欠かせない食材です。

 

かんたんビーツ料理

食材は出来る限り生野菜を自身で調理することが出来ると嬉しいですが、ビーツは長野や埼玉、北海道などでも栽培されおり、都心のスーパーや百貨店の食材コーナーで入手出来ます。とはいえまだまだ限られたお店にしかないようなので、そんな時はネットでも生のビーツの購入が出来るようです。ニュージーランド産の水煮の真空パックやアメリカ産の缶詰なども入手可能ですが、出来るだけ生の状態で調理したいですね。ちなみにお野菜の状態ですと山芋みたいな風情で棚に並んでいます。根菜ですので日持ちします。テーブルが鮮やかになるビーツを様々なお料理に取り入れてみてください。

■モッツァレラとディルのカプレーゼ

柔らかく煮たビーツと水牛のチーズMozzarellaを互い違いに並べて紅白の華やかなテーブルに!モッツアレラはトマトとルッコラでカプレーぜと呼ばれますが、甘味のあるビーツにはディルを合わせてみました。塩とオイルをひと振りして簡単に前菜が出来上がりです。オイルはインカインチエゴマオイルを使用してさらにヘルシーに。もちろんオリーブオイルでもOKです。

 

■ソイスープ

こちらも簡単でヘルシーな豆乳と塩&ビーツだけで出来てしまうBeetSoySoup。夏は冷やしてビシソワーズにしても夏バテ防止におすすめです。玉ねぎやコンソメで味付けしても美味しさがアップします。植物性生クリームで赤味のグラデーションをつけてカプチーノのように絵を描いてみたりしても楽しいですね。