Hydrothrapyとは

ハイドロセラピーという言葉は耳にされたことがない方でも、フローラルウォーターというとご存じの方も多いかと思います。ダマスクローズのフローラルウォーターなどは豊かな薔薇の香りの芳香蒸留水として広く知られています。ハイドロとはラテン語の(Hydro=水)に由来します。お花を蒸留したものがフローラルウォーターとなり、花部以外の葉や根などの植物を蒸留したものがハーブウォーターと呼ばれます。ハイドロセラピーは植物の蒸留水(フローラル&ハーブウォーター)を用いて心身を整える植物療法の一種です。

古代から人々の健康な暮らしや営みを支えてきた風水やアーユルベーダなどでは、万物を構成する5つの元素「地」「水」「火」「風」「空」を大切に考えられてきました。蒸留水にはこの5つの要素すべてが含まれています。植物の蒸留水から抽出されるフィトケミカル成分は、私たちの身体、精神、そしてエネルギーに働きかけられ優しく作用します。

ハーブウォーターの歴史

蒸留の技術は約4000年前古代エジプト時代まで遡ることができ、当時は錬金術士や祈祷師などに重宝されていた古い歴史があります。水道がない時代に水は様々な感染症の拡散を引き起こす原因にもなりましたので、蒸留水は病気や怪我の治療の為に使用され、当時まだ医術がない中で、すでにハーブウォーターの有効な利用方法と知識を持っていたということです。

その後、現代の西洋医療の基となる医学の父-ヒポクラテスや、古代ローマ時代の学者プリニウスはフローラルウォーターを使用していたという記録が残っています。11世紀に医師イブン・シーナーによって蒸留法は発展し、18世紀にはハーブウォーターは200種類以上あったとのことです。クレオパトラもローズウォーターの薔薇風呂に入っていたといのは有名なお話ですね。